ガン患者さんのホンネ


あなたは、ガンと告知されて、どんな気持ちで過ごしていますか?


「生きたい。」というポジティブな気持ちと、

「もう、どうでもいい。」というネガティヴな気持ちが入り交ざっていると思います。


中には、うつ病精神疾患、自殺行為に走る方もいます。


死を素直に受け入れることは本当に難しいのです。


ですから、あがいて、もがくものです。


でも、ガン治療は始めると簡単に途中でやめることも出来ませんから、医師から指示された治療を全うするしか他には方法はありません。


抗がん剤が好きな先生にかかれば、抗がん剤の副作用で苦しみますし、放射線治療が好きな先生にかかれば、ガン細胞だけでなく周囲の正常な細胞まで破壊されます。


こうして、私たちは寿命を縮めるのです。


そして、それに打ちひしがれて、死と生をさまよってしまう。


ガン患者さんの気持ちを理解することはおそらくできないと思う。


寄り添うことはできるが。


でも、総合病院にしても大学病院にしても、気持ちに寄り添った治療なんて行われてはいないのです。


手術、抗がん剤放射線がダメなら、そこで手を切られるわけです。


そうして、手を切られた方が、日本には200万人います。


医師は、人の命を救うこともできれば、断つこともできる仕事です。


あなたが、どんな治療が合うかは、検査などをしなければ分かりませんが、どんな先生を選ぶかは、前もって決めることができます。


ガン治療は、先生選びでほぼ決まります。


抗がん剤が合わないのに、抗がん剤を浴びせるように打つ先生にかかれば、言わなくても分かると思います。


すぐ目の前に、「死」というものを提示されて、あとはそのボタンを押すだけのような状態に陥るわけです。


そんな、ガン治療が在ってはいけないのです。


もちろん、抗がん剤がダメなのではなく、患者さんに合うか合わないかは、ゲノム医療によって分かります。


ゲノム医療は、遺伝子の検査をして、その患者さんに合った治療を提供するものです。


これは、オーダーメイド医療になるわけです。


ガンというのは十人十色の種類があるわけで、それをただ単にガン治療という枠組みで考えても、治るものも治らない。


あなたが、やらなければならないことは、「後悔のない治療を受けること」なのです。


それが、高額だろうが、効果がなかろうが、先生の言葉を鵜呑みにすることなく、自分の体に聞いて、自分の意思で治療を決めることが重要なのです。


効果のある治療を選ぶことに越したことはありませんが、どの治療も全てあなたに合うわけではありません。


自分に合わない治療を続けたとしても、結果は見えています。


やはり、ガン患者さんは自分に合うか合わないか先生にきちんと聞くことが何より大切です。


先生の言われるがままでは良くありません。


あなたの命は、先生のものではなくあなたのものなのですから。



ガンのオーダーメイド医療に関する本の紹介をしておきます。