日本の医療の限界


新しい検査や治療を見聞きすると、日本でこうしたものを受けることは出来ないのかといつも思います。


新しい検査や治療というのは、世界各地で生まれ、そしてその検査の特許をとることで、


他国がそれを使いたい場合は、特許料というものを払う。


こうした現状があるわけです。


日本の医療で輸出されるものは、医療×テクノロジーであるとか、医療技術そのものではないので、輸出といってもとても限られているわけです。


こうした世界の医療ビジネスの動きから、日本でも病院の前に、そうした検査機関の会社を設立して、そこで研究をして、そして特許を取ってというやり方をしています。


グローバル化した社会ゆえに、医療ビジネスというものがとても盛んに行われているのです。


他にも、ガン治療の研究で、がん細胞を死滅させるために遺伝子を操作していたら、


反対に寿命が伸びてしまったということもあります。


この細胞の寿命を伸ばすということの副産物として、


人間であと20年寿命を伸ばしたい人のための治療が産まれています。


1人一億円もかかるそうですが、アメリカをはじめ中国ではその予約が殺到しているようです。


寿命をのばすのに、1億円をかけるという価値観を私は持ち合わせていないので、よくわかりませんが、


これが、ビジネスと考えると、とても医療ビジネスというのは強いなと思わさせれます。


私たちは、こうした医療というものを受けるときに、ビジネスであったり、もしくは国の医療制度であったり、医療法人だったり


そういった観点で、受診する人はほとんど居ないと思います。


しかし、こうした社会的な側面から見ていけば、その検査や医療というものがどれだけの価値があるのかが分かってきます。


価値があるものであれば、それを手に入れることは何も悪いことではありませんし、新しい技術を享受しなければ、そういったテクノロジーというのは、進歩しません。


私たちは、こうした流れを蚊帳の外で見ておくだけの存在になっています。


または、見ることもなく、知らないまま一生を終えてしまうかもしれません。


私たちには、知る権利というものがあります。


国の税金がどのようなものに使われているのか、国民はそれを知る権利があるわけです。


医療というものも、そうではありませんか?


本物の医療について知る権利があるのではないでしょうか?


最新のガン治療を見聞きする中で、乳ガンで若くして亡くなられたある芸能人の方も、


日本に留まらずに、中国でガン治療をうけていれば、もっと延命が出来たと思うのです。


しかしながら、そうした情報は国としてシャットアウトしていますので、


日本から中国に医療を目的とした観光というものが存在しません。


もし、こうした仕組みが出来ていれば、多くの人がまだまだ生きられていたかと思うと、虚しい気持ちになってしまいます。


もし、こうした医療ツーリズムに興味がある方かいるのであれば、


そういった体制を個人的にも創造していかなければと思います。


それでほ、また次回!



私の知人で、今度ガンの本を出すことになっています。


ブログの方にも書きますが、実際に本を読んで見たほうが、情報も正確ですし、より良いものだと思います。



その方の本を数冊紹介しておきます。


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「35歳で妊娠が分かったら読む本:出生前診断の選択方法」



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「ドクターが内科でよく聞かれる45の質問」



「新・出生前診断の全てが分かる本:なぜ、彼女はイギリスへ?」